2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

肝のだだ漏れ男

眠っているのか起きているのか判別できない半目状態でうつらうつらしているとき、私は現実を忘れられるのである。 今日の昼下がりにも、優しい太陽の光を浴び、さわやかな風を受けながら、現実離れした至福と不安が入り交じった時間を味わった。 そういう状…

殿様だけがズレている

この1週間の新聞を読む。やはり安保法制論議に目が行く。沖縄戦の終結日に合わせた報道も多かった。つくづく安倍晋三は何て幼稚なんだと思う。いや、安倍だけではない、その取り巻きを含めてなのだろうが。 国会議員は、基本的に、政界の動きしか見ていない…

何を言っても響かない日がある

今日はまだ明るいうちに帰った。洗濯をした。布団のシーツを換えた。あれほど億劫だったことが、明るいうちに家に帰ってくるだけで解決してしまう。 日本人は不幸だ。ほとんどの人が明るいうちに家に帰れない。いや、まてよ。サザエさんの波平、マスオさんは…

言葉遣いについて

安保法制。今、マスメディアを賑わしている話題だ。しかし、テレビを見ないものだから、いまいち危機感が伝わってこない。最近、勉強不足を痛感しているので、自分の感覚がずれている(先週日曜日には国会周辺で20万人デモがあったようだし)だけかもしれ…

「ヘイトスピーチ」

安田浩一著『ヘイトスピーチ』(文春新書)を読んでいる。昨日から読み始め、まだ3分の1ほどだが、大きな衝撃を受けている。何もどぎつい描写が目白押しだとか、そういう意味ではない。書かれていることは、テレビや新聞などとそうは変わらないと思う。新…

まずは

話すべきことが何も出てこない。ふだんは記事を散々書き散らしているのに。 新聞記事は貧困だ。言葉が細る。決まったセオリーがある。その「型」にはまると、気持ちいい、よく書けたと思うが、言葉が途端につまらなくなる。そのつまらなさに、ときどき嫌にな…